一番、頭が痛いところだと思いますが、仔猫を飼うことができない場合、
飼ってくれる人を探すことから始めなければなりません。
今では、里親さがしのお手伝いをしてくれるところが沢山ありますので、
是非問い合わせていただきたいと思います。
インターネットで調べることもできますし、動物病院の掲示板などに
里親募集などの張り紙をさせてくれるところもあります。
飼い主の方が上記の事項を守って仔猫を保護していただいていたら、
必ず飼ってくれる人が見つかると思います。
まず、自分の周りの人にも聞いてみて、また中には知り合いに
飼いたい人がいないかどうか聞いてくれる協力的な人もいると思います。
可能であれば、張り紙は自分で作成して、写真つきで、その仔猫の毛色の特徴や、
分かる限りの性格など、詳しいほうが興味を持ってもらうことができます。
また、里親が見つかるようだったら、初回ワクチンなどをしてから
お渡しすることなども、貰っていただけるメリットにもなることがあります。

里親探しの問い合わせ先についてですが、
住んでいる身近な地域でそれぞれ違いますので、
一応こちらでは、福岡市での団体の紹介をさせていただきたいと思います。
保健所でも、インターネットで里親探しのお手伝いなどを
していますので、一度ご連絡いただきたいと思います。

福岡市動物管理センター(わんにゃんよかネット)

福岡県動物愛護推進協議会事務局

福岡動物会議所

ホット・ドッグ・ファミリー

とうにん地域ねこ倶楽部

地域猫福岡にゃんた

福岡動物里親の会

ねこともの会

※これらの団体は名称が変更されている場合などがありますので、
詳しくは、インターネットでご検索の上ご連絡くださいますよう
お願いいたします。


動物病院12(ワンにゃん)においても、保護されている方と協力体制のもと、
里親探しのお手伝いをさせていただいております。
詳しくは、お電話などでご相談ください。


里親探し
子猫の成長

目・・・1週間から10日で目が開きます。

歩・・・2週齢(約15日)で歩きだします。ヨチヨチですが・・・。

歯・・・3週齢(約20日)で乳歯が生え始めます。いよいよ離乳です。

便・・・4週齢(約1ヶ月)で自力排泄ができるようになります。このころに寄生虫がいないかどうか
                             検便をしておくと良いでしょう。


離乳ですが、3週齢(25日くらい)から8週齢(2ヶ月)ぐらいには完全に離乳しましょう。
最初、高栄養の缶詰からはじめて、お湯でふやかしたドライフード、最終的にはカリカリのドライフード
というように段階を踏んでも良いでしょう。歯が生え始めているので、カリカリのフード
(仔猫用の粒の小さいもの)から始めても問題ありません。ミルクはフードが食べることができれば
必要なくなります。
■脱水・・・母乳やミルクが十分に飲めないときや、下痢をしている時。

■低血糖・・・まだ仔猫のときに十分な回数のミルクをあげなかったり、飲むことができなかったりした場合。

■低体温・・・保温が不十分なとき。
そのほか、感染症にかかってしまうと、まず命の危険性があります。
特に母乳を飲んでいないため、母猫から免疫をもらっていない
仔猫ちゃんは、非常に病気に弱いです。

不安な時はお近くの動物病院でアドバイスを受けましょう。
連れていくことができれば、体の状態もチェックしてもらえます。
母猫が仔猫のおしりをなめているシーンを見かけたことが
あると思います。仔猫はおしりを刺激してあげないと、まだ自分では
排泄をすることができません。また、おしりをきれいになめてあげることで
母猫が仔猫を清潔に保っています。

ぬるいお湯でしめらせたティッシュなどでおしりをやさしく
マッサージしてあげましょう、そうするとティッシュにおしっこがついてくるのが
わかります。おしっこも刺激されると、すぐに出てきます。
ミルクをあげる前にしてあげると
たまっていた尿やウンチが出て、ミルクの飲みもよくなりますので、排泄の
回数もミルクをあげる回数と覚えておいてかまいません。
砂などはまだ、用意する必要はありません。砂でオシッコやうんちをするように
なるのは、大体生後50日前後と考えてください。
排泄
人用の牛乳は絶対にあげないでください!!
脂肪球が大きいので、消化不良になりひどい下痢をします。水などで薄めてもだめです。
必ずペット用のものを動物病院でも、市販でもかまいませんので、購入して与えます。
1日5〜6回を目安にあげてください。
生後7日まで・・・3時間おきに1日8回
生後10日まで・・・4時間おきに1日6回
生後14日から・・・5時間おきに1日5回
生後21日から・・・6時間おきに1日4回

大変ですが、夜中も起きてあげるようにしてください。(人間の赤ちゃんと一緒です!)
一度に沢山あげなくてもいいので、時間を空けすぎないようにしてください。
空けすぎると、低血糖をおこして、ぐったりとなり動かなくなります。この症状に
なった場合、緊急に動物病院へ連れて行く必要があります。
仔猫がまだ、生まれたばかりの場合、なかなかミルクをのんでくれない
ことがあります。そういう場合は、スポイト等でこちらから
口にミルクが入るようにする必要があります。自分から吸い付いてくるように
なるまで、時間がかかる仔もいますので、根気よくあげてみてください。
自分から吸い付いてくるようになれば、ペット用哺乳瓶であげることができます。
ミルク(食事)
仔猫はまだ、自分で体温調節をすることができません。
6月あたりでも、まだホッカイロなどが必要なくらい、
あたためてあげないと、すぐに寒さで弱ってしまいます。
みかん箱程度の大きさのダンボール箱の中などで飼育をする場合、
新聞紙やペットシーツをひいた上に、半分はホッカイロをタオルなどで
くるんだものを置き、半分はあけておきます。全面にホッカイロをいれてしまうと、
今度は、暑くなりすぎてしまいます。
仔猫が自分で暖かいところとそうでないところを選べるようにしておきます。
冬でもそのようにしてください。さらに、寒い冬は毛布などをくしゃくしゃにしたまま
いれて置くのもあたかく過ごすのに良いと思います。
ただ、人工的に暖かい場所を作ってあげないと、
毛布だけでは仔猫はあたたまることができませんので、
ご注意ください。
ホッカイロは冷たくなったら、新しいものと取り替えて
できるだけ暖かい場所を確保するようにしてください。
この保温が必要なのは、生後〜1ヶ月くらいまでの仔猫です。
保温
家の敷地内で、野良猫が仔猫を生んでしまった・・・

なんだかよくわからないけど、通勤途中で
仔猫が一人で鳴いていたから・・・

友達があてがないから預かってといわれて、
断りきれず・・・

かわいいから家に連れてきちゃった・・・

ダンボール箱のなかに入ってゴミ捨て場に置かれていた・・・

などなど、さまざまな理由で、仔猫を保護される方は沢山
いらっしゃいます。
また、親猫がいないのに仔猫だけを保護してしまう
ケースも多いです。そんな方々からよく、ご相談をお受けするので、
少しでも参考にしていただいて、とにかくそうなっている今
何をすることが一番正しくて、猫ちゃんにとっても
幸せになってもらえるのかをまとめましたので、
解決方法となることができれば、幸いです。