フィラリア予防は、今ではわんちゃんを飼っている人のほとんどの方が知っている
病気の予防です。

猫ちゃんには関係ないの?と聞かれる事がありますが、欧米では猫ちゃんも予防しています。
しかし、発病し治療にまで至るケースは犬がほとんどですので、
室内で飼われている事が多い猫ちゃんにおいては、あまり聞いたことがないかもしれません。
予防をご希望の方においては、猫ちゃん用の予防薬もありますので、ご安心ください。

予防しなくても、そんなに気にしなくても大丈夫ではないか?と思われている方もいますが、
実は、フィラリアにかかっていても症状は何年も出てきません。あるとき、

息が荒い

食欲がない

胸のあたりが腫れているように大きくなっている

ふらついている


など、何かしら病気の兆候が表れます。検査で、フィラリアがいるということが分かった時点では
完治することがとても難しいとされています。(数年かかる可能性もあります)
フィラリアの成虫が心臓に寄生していることが分かった場合、手術をする事がありました。
しかし、ミクロの大きさの体中の血管にいる幼虫を一度にすべて駆除することはできません。また、
成虫を駆除すると、急な血圧の変化のために術後亡くなってしまうというケースが少なくありませんでした。

治療は可能ですが、病院へ通っていただく事や、治療費などを予防と比べると
飼い主の負担をはるかに重くしてしまいます。そして、何より、完全に予防できた病気を発症させてしまったという
後悔は、どの飼い主様にも経験してほしくないと考えております。

フィラリアの予防をする時期は、
4月から12月までの9か月間です。
フィラリアは
蚊に刺されることにより感染します。ですので、地域によって予防期間が異なる事を
ご理解いただきたいと思います。蚊を見始める時期から、蚊を見なくなってから
1か月後の期間を
予防期間いたします。それは、予防薬がフィラリアに効くメカニズムに由来しています。
詳細は、診察時にご説明いたしますので、遠慮なくフィラリアの予防がどのようなものなのかを
お尋ねください。

≪料金について≫

フィラリア予防前血液検査・・・・・¥2500
フィラリア予防薬

レボリューション(フロントラインのように、液状の薬を体表の一部につける予防薬)

シャンプーも抱っこも当日できます。どんな犬種にでも使えます。生後6週間後から使えて安全です。
妊娠中や授乳中の犬にも大丈夫です。フィラリア以外にもノミやミミヒゼンダニといった一般的な寄生虫にも効きます。

体重 タイプ 1か月分の料金(税別)
2.5kg未満 XS ¥1800
2.5kg~5kg未満 S ¥2000
5kg~10kg未満 M ¥2500
10kg~20kg未満 L ¥3000
20kg~ LL ¥3500


モキシデック粉(粉薬で、飲むタイプの予防薬です。)
フロントラインをされている方で、フィラリアのみ予防したいという方にお勧めしています。食事に混ぜていただいて問題なく食べてくれる仔
にはお手頃に予防をしていただけます。しっかり口の中に入った事を確認してください。
ただし、体重が2kg未満のわんちゃんは安全性やほかの病気の予防も考えて、レボリューションをご使用いただくようにしています。

体重 1か月分の料金(税別)
2kg~10kg ¥500~800
10kg~20kg未満 ¥1000
20kg~ ¥1500


どちらの予防薬にするか迷っている方はお気軽にご相談ください。まだ、生後間もないわんちゃんの予防に関しましては、
レボリューションになります。

Q&A
ここで、よくお受けするご質問にお応えしたいと思います。

Q1. チュアブルタイプ、錠剤の予防薬がないのはどうしてですか?

   A. 以前、チュアブルタイプのものも取り扱っていました。しかし、近年アレルギーを持っているわんちゃんが
   非常に増えていて、チュアブルタイプのものですと、材料にアレルギー反応を示す仔がいます。
   せっかく良かれと思ったお薬で逆にアレルギー反応が出てしまうケースがありました。
   全員に対してアレルギーがあるわけではないのですが、当病院としては、なるべく全ての仔に対して
   安全であることを第一にお薬を選びたいと考えています。
    錠剤タイプのものは、ご経験のある方も多いと思いますが、どれだけ食事に混ぜてもはきだしてしまう仔がいます。
   毎年予防薬をあげているのにフィラリアにかかったという飼い主さんを数パーセントお見受けいたします。
   食事と一緒に食べてしまったかのように見えて、実は飼い主さんの気が付かないところで口からはきだしている
   事はよくあります。できるだけ「薬」という感覚を与えないように予防をする事が、継続して予防をしていただける
   コツだと考えています。


Q2. お薬は同じ種類のものを続けていないとだめですか?

   A. 特にそのような事はありません。お薬は、新しいものほど、体に負担がないように、
     また効果はそのままで副反応が出ないように改善されたものが多いので、
     新しく開発されたものの方が、わんちゃんの体には負担が少ない可能性が高いです。
     従来の予防薬でもまったく問題はありませんが、先ほどのような、アレルギーのある仔の事を考えたり、
     飼い主の方のお薬のあげやすさを考えて、研究者の方たちが考えてきたものです。
      フロントラインをする時期としない時期など、薬の効用が
     かぶらないようにうまく組み合わせることも飼い主様のご意向により可能です。

Q3. 予防薬をあげ忘れた月があり、来年それを使いたいが大丈夫でしょうか?

   A. お薬の消費期限をまずご確認いただくことと、来年度4月から始める時には、病院で血液検査をしてフィラリアがいないことを
      確かめてから、予防を始めてください。フィラリアにかかってしまうと、予防薬ではなく治療になります。確かめたあと、
      使用可能かどうか獣医師にご相談ください。

Q4. 予防薬を隣の家のわんちゃんにあげてもいいでしょうか?

   A. おすすめしません。フィラリア予防薬は検査をしてから始めるという事と、体重別でお薬の内容量が違いますので、
    安易に別のわんちゃんに使ったりしないようにしてください。もし別のわんちゃんにあげたとすると、
    本来予防するべきわんちゃんの分が足りなくなるという事ですので、自分で判断しないようにお気を付けください。


※2014年4月からの増税において、料金の変動が考えられます。
こちらへ掲載しております料金は、後程変更になる可能性がありますので、
ご了承いただきたいと思います。念のため、お電話などでご確認いただき、ご来院
いただければと思います。